Marketing Design Review

マーケットに
企てを仕掛ける
有機的デザイン手法
の研究

MDR-5

顧客創造のためのプロモーションは自前で編み出す。

すべてのビジネス環境においては、顧客に対して、見込み客に対して、営業形態の考え方をカタチに表して成果を見極め続けたい。つまりビジネスデザイン化して、反応してもらい、そのリアクションでビジネス構造を構築して存続させています。デザイン化はマーケットと顧客を結ぶ触媒をつくることなのです。その触媒にはミッションも、コンセプトも、アピールも、動機付けもすべてカタチになってこそ、反応あるわけです。ですから、造形的な感性やセンス、アートスティックな表現方法も含めた表現方法と、それを設計するための論理が必要となります。営業活動に王道はないといわれますが、マネージメントにはセオリーがあり、手法があります。

ところで、方法論はゴマンとチマタニは溢れているのですが、いざ自社に応用していこうとすると、現実には、その手法については自社で編み出すしかないのが現実です。たとえば、その専門分野を担うのは、媒体分野でいうと、広告媒体は広告代理店であるし、印刷媒体は印刷会社であるし、販売促進はSP媒体社であるし、催事媒体はイベント会社であるし、展示媒体は展示装飾会社であるし、WEB媒体はサイト制作会社であるし、デザイン媒体はデザインプロダクションであったのです。

しかし、自社が求める需要創造の成果や目標達成の観点から見ると、ビジネスコミュニケーションという媒体の機能だけが一人歩きしていて、マーケティングための仕組みがあまりにも仮説・検証されていないことが多々見受けられまる。

つまり、事業の本質が顧客創造に有り、それが利益の源泉であることが忘れられているかに映ります。何故そうなのでしょうか。その方法論を機能として働かせるカタチ、即ち手法が余りにも不明確になってきたからです店舗を出す。商品開発する。新市場へ進出する。販売キャンペーンを企画する。展示会を開催する。エリアローラー作戦を展開する。お客様感謝祭を巡回させる。・・・・・・などなど。

すべて、自社にとっての戦略をたてて実施し、目標となる成果を出すことが目的であるはずなのに、その成果を出す手法についての研究は、実感出来ていないのではないでしょか。案外だれも「この手に限る」という概論はあっても、実証していくための仮説・検証する仕組みが見当たらないのが現実です。

このような状態から脱却するには、自社のコミュニケーションのあり方を設計し、仮説・検証していく仕組みをみいださなくてはならないのです。いくら将来展望へのビジョンと戦略があっても、そのプロセスを埋めていく手法がプログラムされ、運用され、検証データが蓄積されていくシステムや機能が求められてます。

需要創造のための仕組みづくりと、それをかたちに表し成果を蓄積していくシステムは業務委託できないところですから、いかにしても社内で作り上げなくてはなりません。

そこで、業態開発という視点から業務改革をすすめていきながら、その運用を成果を見えるかたちを蓄積するデザインマネージメント手法を編み出していくというが必要となっています。

極端な例では、全社の毎日の行動計画を1年間設計し、運用管理していけることが求められます。また、1年間を52週に管理していくことまでも求められる時代になってきたわけですし、競合他社や異業種参入も日常茶飯事となった現状からは、ミッション、企業理念としてとして大切に守っていかなくてはならないものと、事業環境の変化、時代の変化に対応すべき事業の仕組みづくりに取り組まざるを得ない環境となっています。日常の慣習にどっぷりとつかり、漫然としていると結果は目に見えています。

自社の商品をプロモーションつまり販売促進していくには、製造業であっても、飲食業であっても、販売代理店であっても、サービス業であっても、「誰に、どのようにお客になってもらいたいか」顧客像を強く意識し、成果を出すべくアクションプラン設計にアイデアを集中しなけれがならないのです。しかも、目標達成のための施策にもモチベーション維持する手法も開発しなくてはなりません。

商流の現場、現実、現状を正しく理解し、【マーケティング機能×イノベーション機能×クリエイティブ機能】この3つの機能を緊密に連携させ、企業の“統合力”として成果を導き出せる社内機構の確立が必然となっているのです。

企業存続の使命がゴーイングコンサーンとするなら、顧客創造のためのプロモーションは自社で「この手に限る」手法を編み出さなくてはならない時代となっています。 

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